昔から三陸の海岸では、海水をくみ上げて塩釜で丁寧に煮詰めて塩 を取る直煮製塩が行われてきました。その代表が野田塩です。
その歴史は古く今から約四百年も前にさかのぼります。三陸地方には計百一基の塩釜がありました。

中でも製塩の盛んであったこの野田塩は北上山地を越えて盛岡さら には奥羽山脈を分け入り、秋田県鹿角地方までを交易圏とした広い地域に運ばれていました。

塩は牛の背によって運ばれておりその模様を人々は『野田ベコ』と呼んでいたそうです。今でも、この野田塩を運んだ先人が何百年も踏みしめたニガリの効いた古道『ベコの道』は残っております。

 

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