平成27年4月1日より施行された新食品表示法は、5年の猶予期間を経て令和2年4月、完全移行しました。容器・包装に栄養表示を表記する場合は、新食品表示法に沿って決められた項目の表示が義務づけられています。

表示される項目は「エネルギー」、「たんぱく質」、「脂質」、「炭水化物」、「ナトリウム」、その他表示を行いたい任意の栄養成分が含まれます。私たち東北食研は、新たな制度に基づく成分表示の値調査のお手伝いをいたします。

従来「食品栄養成分」を知る方法は、データベース計算や専門機関への分析依頼等によるものですが、東北食研は「即時対応」、迅速な測定を行います。測定は、日本食品標準成分表に基づく魚介類、肉類、卵類、菓子類、調理加工食品類、中華、揚げ物、煮物、寿司、パン、サラダ、カレー・シチュー、アルコールの13種35項目に対応。測定物のカロリーの他に、参考値として、タンパク質、脂質、炭水化物、水分（ナトリウム、食塩相当量）などの栄養成分の測定が可能です。

また、単一成分ごとの依頼や、製品のロット管理指標項目として、消費期限設定のためのデータとして等、製品の栄養成分状態を確認する検査としてもご利用いただけます。その他に、食生活の国際化が進む中で、ハラール対応の食品が増えています。標準測定項目に加え、 アルコール分の含有量も測定できますので、ハラール対応の自主検査の一助としてもご利用いただけます。

エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、水分や、ナトリウム・食塩相当量などの食品栄養成分の測定が可能です。

※100g当たりの測定値ですが、任意の重量に変更可能で、各項目の結果を自動換算し、算出します。
※上記栄養成分の他に、アルコール分の含有量も測定可能です。

目に見える光（可視光線）よりもさらに長い波長域の光を利用した、近赤外線分光分析法による分析です。光による成分測定のため、短時間で測定することができ薬品も一切使用しません。

栄養成分測定は、日本食品標準成分表に基づく5種の魚介類、肉類、卵類、菓子類、調理加工食品類と、中華、揚げ物、煮物、寿司、パン、サラダ、カレー・シチュー、アルコールなどのオリジナル測定8種の全13種35項目に対応しています。